事務所移転予定にともなうお知らせ

更新日:2012/01/09

1975年8月1日より、35年間以上もの長きにわたって現在の事務所で活動を続けてまいりましたが、このたび事務所を移転することになりました。できるかぎり2012年3月中には引っ越しをおこないたいと考えておりますが、2012年の年頭現在、まだ移転先を検討している段階です。同時に、研究者のみなさんからのデポ(預かり荷物)の大幅整理をすすめています。

現在の事務所のロケーションは、ナイロビ大学に隣接した敷地にある一軒家であり、ナイロビ市街からの公共交通でのアクセスがよく、そのため多くの利用者のみなさんに利用していただけています。事務所は本館のほか、書庫とセミナー会場とを兼ねた別館をそなえ、みなさんの研究成果の共有・アウトリーチの場としてご利用いただいています。また、敷地では公共交通手段のほとんどない乾燥地(僻地)で調査する研究者らの車輛を預かり、倉庫(ガレージ)には多くの調査者の調査用具、車輛整備用具などを預かっています。

日本はアジアにありながら、アフリカでの現地調査による世界的レベルの研究成果を蓄積してきた非常にユニークな国です。これは、当ナイロビ研究連絡センターが1965年に設立されて以来、調査者をサポートしてきたよき効果だということは疑いえません。この考えから、移転先は、可能なかぎり上記のような現在の事務所の機能をカバーしうる物件を、という方針で検討しています。

なお、引っ越しの予定時期である3月は、例年多くの研究者のみなさんが現地調査の前後、立ち寄ってくださる時期です。このような事情により、いつもどおりの利用が多少難しくなるかもしれませんし、もしかしたらなんらかのお手伝いをお願いすることになるかもしれません。

ご迷惑をおかけいたしますが、どうか、ご理解・ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

(2012年1月07日 センター長 白石 壮一郎)

 


【後記】

上では、できるかぎり2012年3月中に引っ越しを、と記しています。しかし予定がたんなる予定でしかなく、つねに流動する(延び延びになる)のがこちらの常。諸般ございまして、2012年6月現在、まだもとの場所におります。ナイロビにいらっしゃる方は、かわらずお立ち寄りくださいますようお願いします。昨年末以来これまで、こちらの呼びかけに応じてくださり、多くの調査者・利用者の方々にご協力いただき、調査用具など荷物の整理、あるいは蔵書の整理をすすめてくることができました。御礼申し上げます。移転しましたら、あらためましてみなさまにこのwebサイト上からお知らせさせていただきたく、それまでもうしばらくお待ちください。

 


【参考】

現事務所設置当時の経緯については、当時駐在員を務めた矢入憲二氏による以下の資料をご参照ください。

矢入憲二(1976)「アフリカ地域研究の一年(海外学術事情)」、日本学術振興会編『学術月報』19(9)、pp.632-637

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