概要

日本学術振興会について

本会は、独立行政法人日本学術振興会法(平成14年12月13日法律第159号)に基づき、学術研究の助成、研究者の養成のための資金の支給、学術に関する国際交流の促進、その他学術の振興に関する事業を行うため、平成15年10月1日に設立された文部科学省所管の独立行政法人です。
本会の前身は、天皇陛下から学術奨励のため文部大臣に下賜された150万円により、昭和7年12月に創設された財団法人日本学術振興会であり、その後、昭和42年9月に日本学術振興会法に基づき、特殊法人となりました。70年余にわたり我が国の学術振興を担う中核機関として様々な事業を展開してきましたが、平成15年10月、業務の弾力化・効率化を図り、研究者や学術研究機関へのサービスの一層の向上をめざして、独立行政法人として新たにスタートいたしました。

ナイロビ研究連絡センターについて

ナイロビ研究連絡センターは昭和40年度(1965年度)の設立以来、東アフリカ地域を中心とした調査研究活動、国際研究協力の支援を行っています。具体的な活動内容は以下の通りです。

学術情報の提供・収集

サハラ以南アフリカ地域における「学術の大使館」。ケニア、東アフリカを中心に諸国の学術動向や政策に関する情報を収集し、またJSPS国際事業をはじめ日本の調査研究動向について発信する、日本-アフリカの学術情報交換の場でもあります。

国際学術交流の促進

JSPS国際事業は、さまざまなメニューを用意して日本人研究者と世界の研究者との学術交流・共同研究をすすめています。アフリカ諸国の研究者との共同研究も近年多くすすめられるようになりました。これらの事業の普及とネットワーキングをおこないます。

訪問日本人研究者、行政官等への便宜供与

1965年に、日本人調査者のアフリカ現地調査の拠点として設立されました。以来、日本はアジアにありながら、現地調査をベースにしたアフリカ研究を独自に発達させてきており、世界レベルの研究成果をあげています。また、来訪の行政官の方々にも情報提供などの便宜をはかっています。

学振セミナーの開催(年3回)、図書の貸し出し

設立以来連綿と続けられているセンター事務所を会場にした、恒例のセミナーです。研究者のみが参加するのではなく、研究者と現地在留邦人の方々、JICA、国際機関など実務者の方々との情報・意見交換の場、調査研究の最新成果のアウトリーチの場として機能しています。また、在留邦人の方々に向けて所蔵図書の貸し出しもおこなっています。アフリカ大陸の中でも、日本人研究者による研究成果が日本語で読める環境はもっとも整っているといえるでしょう。

ニュースレター「ふくたーな」の発行(年4回)

このwebサイトの該当ページから閲覧・ダウンロードできます。(最近は発行が滞っておりますが、活動情報等は随時このwebサイトの「お知らせ」ほかの記事として掲載・更新していきますので、ぜひご覧ください。)

センタースタッフ

センター長 山根 裕美

副センター長 シランカ(善積) 実希

 

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