調査許可申請(ケニア)

更新日:2023年6月26日

ケニアの調査許可申請が、2014年から紙媒体による方法からオンラインによる方法に完全移行されました。

 

申請先: NATIONAL COMMISSION FOR SCIENCE, TECHNOLOGY & INNOVATION (NACOSTI)
住所:off Waiyaki Way, Upper Kabete, P.O.Box 30623, 00100 Nairobi, KENYA
固定電話:+254 (0)20 4007000, +254(0)20 8001077
携帯電話:+254(0)713 788 787, +254(0)735 404 245
URL:http://oris.nacosti.go.ke/

 

申請するには、まず、インターネットでNACOSTIのホームページ(http://oris.nacosti.go.ke/ )に入っていただき、申請用登録をする必要があります。ページ右端の、「Sign Up」をクリック、指示にしたがって個人アカウントを作成してください。アカウントを作る手続きの最終段階で、個人ページログインのためのパスワードが申請者の登録メールアドレスに自動的に送られます。個人ページ作成後、ログインし、調査許可の申請を行ってください。

※個人アカウント作成の際に登録するメールアドレスは、”@gmail.com”や”@yahoo.com”など、世界共通のドメインがつかわれているものにしてください。jpで終わるアドレスは受け付けられないことがあります。

 

申請時に必要な書類は以下のとおりです。

  1. (1) パスポートサイズの写真(JPGもしくはPNG形式)
  2. (2) パスポート(PDF形式)
  3. (3) 所属する日本の教育研究機関からのレター(申請者名・研究課題名・調査対象地域・調査実施期間などを記載すること。所属機関担当者の署名が必要。)
  4. (4) ケニアでの受入れ教育研究機関からのレター(ケニアでの教育研究機関についてのリストはこちらを参照)
  5. (5) スポンサーからのレター
  6. (6) 研究倫理審査を終えていることを示す証明書(人を対象とする研究・実験動物を使用する研究を実施する場合に必要となります。)
  7. (7) 臨床試験を実施する場合には、薬物毒物委員会(Pharmacy & Poisons Board of Kenya)への申請が必要です。
  8. (8)  野生動物(大型哺乳類からバクテリアに至るまで)など生物資源と派生物にかかわる調査や国立公園内で調査を実施する場合には、WRTI(Wildlife Research Training and Institute これは2021年にKWS(ケニア野生生物公社)から調査・研究・トレーニング部門が分離したもの)からの調査許可とそれに付随して事前通報・同意手続(Prior Informed Consent ; PIC)、相互に合意する条件(Mutually Agreed Terms ; MAT)、研究試料の提供にかんする契約書(Material Transfer Agreement ; MTA)のプロセスをおこなってください。また、WRTIの調査許可証取得には少なくとも3か月を要します。毎年更新で、現在のところ許可証取得料金はUSD700となっています(2023年6月26日時点)。
  9. (9) 研究計画書
  10. (10) 支払いは銀行振込になります。外国人対象の調査許可証発行料はUSDでの支払いとなり、海外送金が可能です。料金は、下記の料金表またはこちらの「Service Charges」をご参照ください。指定口座への振込後に発行される支払い証明書をPDF化し、ポータルサイトへアップロードします。アップロード後、NACOSTIからメールで領収書が送られてきます。数日経ってもメールが送られてこない場合は、メールで問合せをしてください。

指定口座(USD)

Bank: NCBA Bank
Branch: City Centre
Account Name: National Commission for Science, Technology and Innovation
Account Number: 2904970067
Swift Code: CBAFKENX
Transaction Description: Research Licence Fee(振込時に、こちらのディスクリプションとInvoice Numberを必ず記載してください)

申請方法手順についてご質問のある方は
nbo-academia[アットマーク]overseas.jsps.go.jp までお問い合わせください。

 

<お願い>

NACOSTIウェブサイトにも注意書きがありますが、研究終了時に報告書の提出が義務付けられております。然るに、報告書を提出なさっている方は少ないのが現状ですので、調査許可証の交付を受けられた方は、必ず報告書を提出して下さい。

現在、調査許可証を取得するにあたって、Research Passの取得が推奨されています。調査地において、調査許可証に加え、取得ビザの種類を確認するために取得ビザの提示を求められるケースも報告されております。今後、調査許可証を取得される際には、Research Passの取得をぜひともご検討ください(Research Passについてはこちらをご参照ください)。

報告書の提出が少ない、また、調査許可取得後にResearch Passを保持しないまま長期調査を実施する場合、今後、日本人研究者に対する調査許可証発行に悪影響を及ぼす可能性がありますので、調査許可証交付後には取得ビザの見直しを検討し、研究終了後には研究報告書の提出を徹底して下さい。

 

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