Survey of Kenya

Survey of Kenya の場所

タウンからMuthaiga roundabout を過ぎてThika road に入ると、陸橋が見えてきます。陸橋を過ぎると左手にガソリンスタンドがあり、その手前を左折します。道は未舗装のがたがた道です。直進していくと正面にSurvey of Kenya の看板と門が見えてきます。
最初の門を入って右手に進むとまたもうひとつ門があり、その門に入って右手に進むと駐車スペースがあります。駐車スペースの近くがメインエントランスとなります。

航空写真を購入する場合と、地図を購入する場合で、オフィスが異なります。

*航空写真を注文したい場合*

建物のメインエントランスを入ってすぐの階段を上がり、右にすすみ、またすぐに左にすすむとナイロビの航空写真があります。そこを下に下るとGeography Wingとかかれた看板があり、窓付きの扉があります。その廊下をはいって右手に航空写真を扱うセクションがあります。
航空写真を注文する場合は、調査許可か、あるいはJICAでいただいたレターでも許可されました。最新のナイロビの地図は、JICAが航空写真、測量、地図の作成の方法などの教育に携わり完成したものです。
Samuel R.M.Waingweという男性が、このセクションの偉い人です。人がいい感じです。またその下にちょっと若手の男性、Peter Kabwimaさんがいます。 また、Teresa Muthoni Ndirituという女性は、こちらが注文した田舎の地図や、航空写真に必要な資料を、山のような資料のなかから探し出してくれる人です。とてもいい人です。

まず、地図をみて自分がほしい範囲を示し、そのあとで、そこを実際に航空写真がカバーしているかどうかを探すことになります。地図の上に、その地域で飛行機が飛び撮影した箇所を描いたトレーシングペーパーをのせ、自分が航空写真をほしい地域と重なっていたら、その番号を書き留めます。たいてい、ひとつの地域で数回飛んでおり、Run1,2,3,,,と番号がふってあります。年数と地域、地図の番号を書き留めます。航空写真は隣のものとだぶっているので、連続して買う必要はなく、ひとつおきに番号をかきとめます。これは、注意深くしたほうがいいです。

そうして書き留めた情報を、サムエルに渡し、オーダーします。すると、それをまたピーターが別の紙に書き直し、枚数と合計がいくらかを計算します。航空写真は一枚が500ケニアシリングです。ピーターが書いた書類と、合計の代金を会計課に支払いにいくと、彼らは仕事を始めます。

ただ最近は水不足のせいで月曜にしかまとまった水が得られないため、写真の現像は週に一度しかできないのが現状です。注文した枚数が多いと、出来上がるまでにかなり長い時間がかかります。

*地図を買いたい、注文したい場合*

地図を買うセクションは、メインエントランスの建物とは異なります。車で入構すると駐車スペースがありますが、その反対側にいくとMap Houseというひとつの独立した小さな家屋があります。そこで地図の受付をしています。ナイロビシティの地図は普通に販売していますが、そのほかは調査許可、Ministry of Educationのレターが必ず必要です。地域によって地図の新しさは異なります。年数についてはデータベース化されているので、ここの担当者に聞けば検索して教えてくれます。

情報提供 : 東京外国語大学 椎野若菜氏

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