【東アフリカ全域】東アフリカ地域研究拠点の設立 2015/11/9

更新日:2016/03/03

 2016年前半、東アフリカ地域の科学技術発展のための新たな地域研究拠点の設立が予定されている。国際開発協会(International Development Association :IDA)は、向こう5年間に、世界銀行後援イニシアチブへ1億4000万ドルの支援を行うことを約束した。
 最初の高等教育研究拠点設置計画は、2014年4月に、西・中央アフリカの、ベナン、ブルキナファソ、カメルーン、ガーナ、ナイジェリア、セネガル、トーゴの19センターを対象に開始され、現在東アフリカへ拡大している。
 東アフリカ大学間協議会(Inter-University Council for East Africa:IUCEA)Mayunga Nkunya事務局長は、これらの地域研究拠点は、学生の専門性を高め、高等教育機関間のネットワーク形成を促進することを通じて、教育水準の向上に貢献すると述べている。
 世界銀行とIUCEAは特定地域の高等教育機関を選定し、東アフリカ各国での拠点の設立を支援する計画をたてている。これまでに、ケニア、ルワンダ、タンザニア、ウガンダの大学が、研究設置拠点として名乗りを上げており、1月に選抜結果が発表される予定だ。
(http://www.theeastafrican.co.ke/news/Centres-of-excellence-to-be-set-up-in-region/-/2558/2946732/-/qugy8nz/-/index.html)
2015/11/9

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