二国間交流事業

更新日:2010/08/24

ケニアでは8月4日の憲法改正国民投票が無事終了し、来る27日には記念式典が開かれる予定です。4日に加え、27日も休日になると発表されましたので、ご注意ください。

先の大統領選挙の経験から、憲法改正国民投票でも投票後の混乱を懸念する声がありましたが、今回はおおむね平穏に行われたようです。投票前から結果が明らかだったからかもしれません。

投票日は休日となり、当センターも休業させていただきました。投票が済んだ後の木曜、金曜は、休日と発表されたわけではありませんが、政府機関は出勤する職員がおらず、開店休業状態。街からは渋滞が消え、不気味な印象を受けたものの、快適な数日を送ることができました。多くのケニア人が長い休暇を楽しんでいた間、当センターの職員は暦どおり出勤してくれました。

今年は8月になっても当センターに来て下さる日本人研究者が少なく、心配しておりましたところ、8月後半になり、ようやく例年のにぎわいが戻ってきました。18日には奈良女子大学の佐藤氏の手料理で、日本人研究者の集うちょっとしたパーティーを当センターで開かせていただきました。北大の東教授はじめ、参加者の皆さま、ありがとうございました。

訪問研究者の皆さまにもその都度お伝えしていますが、今年度から学振とケニアNCST(National Council for Science and Technology)の二国間交流事業の申請が始まります。周知、準備期間が短く、今年度の申請は時間的に厳しいかもしれませんが、せっかく始まった事業ですので、多くの申請をお願いいたします。今年間に合わなかった方も、来年度の申請をぜひご検討ください。

当地はこの一週間ほど、日中晴れて暑くなる日が多くなってきました。肌寒い季節もそろそろ終わりを告げているのでしょう。当センター敷地横のジャカランダの花が咲き始めているのを、数日前に発見しました。センターの出入り口が紫のじゅうたんになる季節もすぐそこに迫っているようです。

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