【TICAD6公式イベント】【開催予告】ビクトリア湖の環境保全と水産業振興のための集学的アプローチKMFRI-NAGASAKI JOINT SEMINAR2016(2016年3月21日(火))

更新日:2016/03/05

拠点形成事業B.アジア・アフリカ学術基盤形成型で、平成25年度から共同研究を実施してきた、
長崎大学水産学部とケニア国立海洋水産研究所のさらなる連携強化を目指すセミナーを開催します。

テーマ:ビクトリア湖の環境保全と水産業振興のための集学的アプローチKMFRI-NAGASAKI JOINT SEMINAR2016
開催地:キスム(ケニア)
会場:Imperial Hotel
日時:2016年3月21日(火)
使用言語:英語

問い合わせ先:溝口大助・上村知春(jsps1@africaonline.co.ke)

事業の概要:概要:国連加盟国は、2015年8月2日、「持続可能な開発目標(SDGs)」の最終文書に合意した。SDGsの目標2.には、「飢餓の終焉、食糧安全保障と栄養の向上の達成、持続可能な農(漁)業の促進」があげられ、とりわけ食糧安全保障については喫緊の課題となっている。以上の課題の解決のために、長崎大学水産学部は、2013年度より「ビクトリア湖の環境保全と水産業振興のための集学的アプローチ」と題して、「アジア・アフリカ学術基盤形成型」の研究拠点形成事業(日本学術振興会)を実施し、確実に成果を上げてきた。この日本学術振興会研究拠点形成事業におけるより具体的な成果としては、(1)持続的な漁業・養殖業展開の基盤となるビクトリア湖の生態系と環境の保全・修復技術の研究実施、(2)生物資源利用の持続性確保のための漁業技術の改善および新規技術の導入、(3)養殖技術の高度化とその基盤となる生物学的技法の確立、(4)水産食品の高付加価値化のための研究開発などがあげられる。
 
本セミナーの目的:上記の点を踏まえ、本セミナーの目的は、「「我が国と世界各国の研究教育拠点機関をつなぐ持続的な協力関係を確立」し、水産分野において「世界的水準または地域における中核的な研究交流拠点の構築」を促進することにある。

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